ドリームゲートインターンシップから10年、やっと回ってきたバトン
(INSIGHT さんのウェブページより)
自分が大学生だった頃のことを思い出す機会があったので、少しブログに書きたい。
僕が起業家を志すきっかけは大学三年生のインターンシップにあります。
経済産業省が主催した、ボブサップをイメージキャラクターにしたドリームゲートインターンシップです。
サイバーエージェントの藤田さんやディー・エヌ・エーの南波さんやオン・ザ・エッジ(当時)の堀江さんを筆頭とする起業家100名のもとに、カバン持ちとして学生100名を送るいう企画です。僕は前職の社長のもとに配属となり、5日日間でベンチャーの世界を覗き見ました。
インターンがはじまると、GMOの熊谷さんやベンチャーキャピタルの方とのMTGに同席させていただき華やかな世界に触れさせていただく一方で、お世辞にも綺麗とはいえないオフィス兼自宅で、社長は朝4時ぐらいまで働いて、9時には朝会に出るという生活の繰り返しているのを目の当たりにします。
また、社長と話すと、「世界一の企業を創る」「大きなビジョンを掲げて、徹底して逆算して生きる」「付き合う人は選べ」「もっとレバレッジするビジネスをどうやってつくるか」「Googleの次に来る検索エンジンを考えている」とか、そんな話ばっかりです。
バカでかいビジョンを描き、達成のための最短ルートを脇目もふらず邁進する姿に圧倒されたのを覚えています。
あの5日間が、僕にとって新しい世界のドアを開いてくれたのは間違いありません。
そして、あれから10数年経って、今は僕のもとに大学1年生がインターンシップに来てくれています。
彼は社会人の中に混じってミーティングしたり、こつこつとデータ入力してもらったり、一緒にいろんなベンチャーキャピタリストとの面談に参加してもらったり、営業電話を掛けたりしています。
10年経ってしまいましたが、ようやくバトンが回ってきました。
僕に前職の社長が新しい世界を見せてくれたように、彼にとってこのインターンが新しい世界のドアを開くきっかけになればと思います。ぶっちゃけ今でも前職の社長ほどの無双っぷりはみせられる気はしませんが(笑)、僕なりに真摯に向かい合ってバトンを渡したいと思います。
(余談)このインターンに参加していた仲間はかなりの数、起業しています。ドリームゲートインターンシップは3期生までで終わってしまいましたが、みんなが起業して、インターン生を受け入れていることを考えれば、実はドリームインターンシッププログラムはまだ続いているだろうなぁ。今日もどこかで僕が当時受けた衝撃を味わっている学生がいると思うと、なんだか胸が熱くなりますな。
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